
米テキサス州オースティン、2025年3月12日 – エッジAI向け超低消費電力半導体ソリューションのテクノロジーリーダーであるAmbiq®は、画期的なheartKIT™ AI開発キット(ADK)が2025 Embedded World Awardの 人工知能 部門を受賞しました。
heartKITは、オープンソースのバイタルサインのリファレンスAIモデルで、開発者はバッテリー駆動のデバイスで効率的に動作するパーソナライズされたリアルタイムの心臓モニタリングアプリケーションを簡単に作成できます。heartKITは、AmbiqのAIモデルライブラリneuralSPOT ModelZooの一部として、心拍変動解析、酸素飽和度検出、不整脈識別など、重要な心臓モニタリング機能向けの包括的なデータセットと最適化されたモデルアーキテクチャを提供します。
heartKITの最新バージョンは、AmbiqのApollo510 MCUの卓越したパワーとパフォーマンス能力を活用しており、このMCU自体がEmbedded World 2024のハードウェア賞で最優秀賞を受賞しています。この強力な組み合わせにより、heartKITのCPU使用率は10分の1に低減され、ECGモニタリング機器のバッテリー寿命は前世代のApollo4 Plus MCUでの実装に比べて3分の1に延長されるなど、目覚ましい効率化が実現しました。これらの大幅な改善により、小型ウェアラブル機器での真に継続的な長時間の心臓モニタリングが可能になります。
「Ambiqの江坂文秀最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「Embedded Worldの今回の受賞は、エッジでAIにアクセスできるようにするという当社のコミットメントを証明するものです。「heartKITは、AIイノベーションと超低消費電力技術の融合を象徴しており、デジタルヘルスを根本的に変革することができます。heartKITは、AIイノベーションと超低消費電力技術の融合を象徴しており、デジタルヘルスを根本的に変革することができます。日常的なデバイスで常時オンでインテリジェントな心臓モニタリングを可能にすることで、当社は、エッジAIにおけるエネルギー効率の新たな基準を確立しながら、文字通り命を救うことができるソリューションを生み出しています。

Apollo4プラスとApollo510 MCUのheartKITデモ比較。
Embedded Awardsは、毎年開催されるEmbedded Worldのトレードショーとカンファレンスで開催され、組込み技術の未来を形作る最新の成果とイノベーションを表彰します。毎年、何百もの企業が9つの賞のカテゴリーで競い合い、Embedded Worldの審査員団によって最も革新的な賞が選ばれます。Ambiqは今年、組み込み業界で高い人気を誇る人工知能部門に出場し、受賞しました。
heartKITの詳細については、開発者はAmbiqのGitHubページからアクセスしてコードをダウンロードできる。
EmbeddedWorld について
Embedded World 展示会&コンファレンスは、第一人者、キーパーソン、業界団体を含む組込みコ ミュニティ全体のためのグローバルなプラットフォームと出会いの場を提供します。コンポーネントやモジュールからオペレーティングシステム、ハードウェアおよびソフトウェア設計、M2M通信、サービス、複雑なシステム設計に関連する様々な問題に至るまで、組込みシステムの世界に関するこれまでにない洞察を提供します。技術、プロセス、未来志向の製品に関する専門知識と鋭い焦点は、国際比較において他に類を見ないものであり、開発者、システムアーキテクト、プロダクトマネージャー、技術管理者にとって必見のイベントとなっています。
アンビック
当社の使命は、最も低消費電力の半導体ソリューションを提供することで、あらゆる場所でインテリジェンス(人工知能(AI)およびそれ以上)を実現することです。当社は、消費電力の課題が最も深刻なエッジにおいて、お客様が人工知能のコンピューティングを実現できるようにします。特許を取得した独自のサブスレッショルド・パワー最適化技術(SPOT)を基盤とする当社の技術革新は、従来の半導体設計に比べて消費電力を根本的に数倍改善します。当社は今日、2億6,000万台以上のデバイスに電力を供給しています。詳細については、www.ambiq.com。
連絡先
シャーリーン・ワン
ブランディング・マーケティング・投資家対応担当副社長
cwan@ambiq.com
+1.512.879.2850